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中年の危機・3 ~ミッドライフクライシスはトランスサタニアンとリンクする~

中年の危機シリーズ最後です。

だいたい43歳くらいに訪れる

【N天王星・T天王星が180度】

このアスペクトでは
今までの事が通用しなくなったり
変わらざるを得ない状況になったりするようです。

ここで変化することを恐れない事だなと思います。


私はちょうど現在、この配置が来ています。

人間関係のからんだ破壊が起き、
占星術と出会った頃から
影響を受けてるような感覚です。

その時は、この配置の事など知りませんでしたが
星のとおりに動いているものですね…!

元々、恐怖が強い性質で
未知のものがこわくてしょうがない私。

のくせに行動するんですよね。

この歳になってやっと
数日で切り替える事ができるようになりました。

20代は数年悩む事もしばしば。
30代は少し早くなって1年以内に。

行動すること、エネルギーを動かす事で
色んな事がどんどん変化する。


私はホロスコープで未来を予測し
行動を決めるのが苦手です。

この時何が起こるんだろう…?

心配しても何もならないし
具体的に何が起こるかはその時が来てみないと分からない。
何より「今」という時間の無駄使いです。

今に集中することで
突発的な出来事にも対処できる力がついてきます。


36歳~43歳にかけて積み上げてくる力です。


そして中年の危機を越え、最終的に50歳前後
N冥王星とT冥王星が120度になります。

120度のトラインは調和。
力が抜け、何事も順調に進む時期です。

「中年の危機」の時、
自分と向き合い、乗り越えた人に訪れる調和。

逃げてしまった人は再調整が起こるようです。

私の母は、逃げてしまったため
51歳で脳梗塞になりました。

その出方は様々です。
母は病気として出てしまいました。

Nヘッド・T土星0度
N冥王星・T天王星180度
N海王星・P土星0度
などの配置が重なってしまった事もあります。

でも、改めて母のホロスコープを見ていると
この病気さえ決めて生まれて来ているような気がしました。

中年の危機は、冥王星トラインを
調和で迎えるために訪れる
お試しみたいなものなのかも知れません。

冥王星は死と再生を促す天体。

人は、毎日小さな死をむかえているということです。
眠ることは、死に値すると…。
そして朝、目が覚める。

私達は毎日再生している。

冥王星人智を超えるエネルギーは
私達を成長させるためのもの。

自分らしくない事を続けていたり
本当は嫌なのに付き合いを続けていたり。

何かを終わらせないと
新しい何かへ進めない事ってあります。

そんな時、恐れが出てきて
モタモタしてしまうんですよね。

そこを冥王星はズバンと突いてきます。

はよしろやーーー! と…。


天王星海王星冥王星

トランスサタニアンは恐がられる事が多いけど
受け入れてしまえば、ありがたい存在だと思うんですよね…。

私はむしろ好きなので…!

逃げようとするからどんどん負荷がかかるし
目をそむけようとするから残像として脳裏に焼き付く。

歩み寄れば味方してくれるし
うまく乗りこなせるような気がするんです。


外側からくる運命的なものと捉えるのではなく
すべて自分の中にあるものと知る。

全部のサインと惑星を取り込み経験する。

 

hosisapo.hatenablog.jp

 

やっぱり、これかな~と。


自分の人生を受け身にしない。


そうすると、楽だし楽しいし
逆境さえ楽しめる。

よく言われてるような事ですが、
これが「中年の危機を乗り越える極意」
じゃないかな?

と思うのでした。

 

 

中年の危機シリーズはコチラから…

hosisapo.hatenablog.jp