依存と厳しさと育てること
育てる事について考えることがよくあります。
子育てはもちろん、従業員、部下、生徒。
教えるのは本当にムズカシイと思うんだけど、そこをどう伝えていくか?
は、教える立場の人にかかっている。
教えなくても勝手に育つ人もいるし、教えるとわかっていく人もいる。
なかなか伝わらずもどかしい人もいる。
伝わっているのに表現ができてない人もいるし、
わかってるようにふるまってるけど実はわかってない人もいる。
そこをどう見極めて、どう伝え、その人の表現方法を探って導いていけるか。
指導者の力量がかかってると思う。
指導者が未熟だと、わかってくれない事にイライラしたり、生徒のせいにしたり
見下したり、突き放したり、妙にやさしくしたり。
そのサイクルを繰り返す人も。
一番マズイのはダブルバインドにかけてしまうこと。
その人が身動きできず育たなくなってしまう。
それに気が付かないと、依存をうむ。
自分で考えさせるのは大切だけど、質問の意図をくみとらないと
ただの突き放しになり、逆に依存させてしまう。
そこで反発してくる人は見込みがあるし、媚びへつらってくる人は完全にダブルバインドで洗脳にかかってしまってる気がする。
突き放しが指導者からの意図的なものならいいけれど
無意識的に行っていたり、意図的でもその後の見守りやフォローがないと
その人の成長の目をつんでいく。
かといって優しく甘やかすのがいいわけじゃ決してない。
突き放して自分で考えろ系の指導者って、往々にして「自分が一番上」という
無意識的なものがある感じがする。
指導者も人間だから、このあたりが本当にムズカシイと思うし
少しでもエゴが出て来ると、下が育たない。
ひとりひとりをどう見て、その人に合った指導をしていくか。
グループレッスンなどの場合は特にムズカシイ。
どうしてあの人にはこう言ったのに、私にはこう言うのか?
などという、生徒間の思いがうまれる。
そこから学び取れるものもあるし、勘違いをうむ場合もある。
指導することは本当に大変だし、その分歓びも大きいし
常に自分とのたたかいだし、指導することで自分が学んでいるとも言える。
「わかってくれない」と、部下や生徒のせいにしてしまう自分に気がついたら
自らを改めることに意識を向けた方がいいと思う。
人間は勝手に育つものだけど、教えてもらう事で気がつくことだってあるから
とにかく愛をもって接するしかないんだろうと思う。
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