星で元気になる ☽ 風の月、星の音

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罪と罰とインナーチャイルドの仕組み

 

小さい頃の記憶。

 

親戚のおうちにみんな集まってワイワイする家庭だったんだけど

いつだったか、大人だけ少し離れた所で話をしていて
子供たちはリビングでTVを見てた。

 

突然、叔母がひとこと「kaeはお母さんを助けてあげないといけないよ」

 

その瞬間、鼓動が早くなって、私の頭と心は分離して混乱した。

なぜそんな事を言うのかが全く分からない。

「うん。」と言って、受け止めるしかなかった。

 

いつからか、大きくなったら私が稼いで親を助ける、って思ってた。
「うん。」って受け止めちゃったからね。

それは、当たり前のような感覚で、大人になってからも私の中に巣食っていて
結婚して家を出る自分は、そばにいて助けてあげられないからダメな子
という罰を無意識に作り上げていた。

 

それを強固にした出来事があった。

 

19歳の時、叔母からかかってきた電話で、親の借金が発覚。

「kaeがしっかりしてどうにかしないといけないよ」

私は、自分がどうにかしないといけないと頑張った。

 

どうにかしようとすればするほど、問題が次から次へと発覚する。

 

どうにもできない自分を責めるしかなかった。

周りが作り上げた「罪」をクリアできない自分は「罰」を受けるしかない。

 

本当はどこにも罪なんかないのに。

罪を作り上げる存在が私を罰してくるという仕組み。

 

その罪と罰は、形を変えて繰り返し訪れてきた。

冒頭のインナーチャイルドを癒やすために…。

 

そこから抜け出すのに20年かかっちゃいました。

抜けたてホヤホヤで、今も完全に抜け出せているのか分からないんだけど。

ずっと「誰かを助ける」という役割をやってきて。

呪いがかかっているので、なぜか助けないといけなくなるんですよね。

愚痴を聞いたり、具体的に行動して助けたり、アドバイスしたり。

 

それは、私にとって自然な行為で、嫌々やっていたわけでもないんだけど

19歳の時の出来事をトリガーとして、インナーチャイルドが発動してからは
なぜか自然な行為だったはずが、相談を持ちかけられると重くのしかかってきて
「やらなきゃいけない!」みたいになってました。

それまでは、友人の愚痴も平気で「うん、うん。」と聞いていたのだけど。

元々持ってる資質みたいで、中学の時、すごく元気で明るくてかわいい子が
なぜか私に弱音を吐いてきて、私はただそれを聞いてたんだけど

「kaeちゃんと話すと落ち着く」と言われ、自分では「え???」という感じでした。

 

幼い私には、「助けてあげないといけないよ」発言は相当な重荷だったようで
当時の感情をいろんな手段で、やっと全部吐き出せました。

 

そりゃそうですよね、まだまだ保護が必要な10歳くらいの子供に
深刻な感じで親を助けてあげないといけないよって、ないな~と思います。

 

家事のお手伝いしてね、とかじゃないんだよ。

明らかに生活が大変だからあなたも責任を負ってね、みたいな感じ。

母は私にそういう事は言わなかった。

周りの親戚が繰り返し言ってきたんだよね…。

 

19歳の時の電話も、母は「kaeにだけは言わないで」と言ったらしい。

なのに親戚がわざわざ私に電話をしてきた。

 

インナーチャイルドやトラウマは両親から…というけれど、

私の場合は、周りの大人たちから…な感じなのです。

 

でも、悪者探しになっちゃうと、これまた抜け出せなくなっちゃうんですよね。


このあたりが、なかなか癒えない原因になってるような気もします。

こういうインナーチャイルドの発動で不安定になってる人がたくさんいる。


自己否定や不安は、無意識から意識化することがなかなか最初は難しいんですよね。


ホロスコープやカウンセリングを通じて意識化して、色んな療法のツールに助けてもらってゆっくりと癒やしていく。

これが、私がやってきて一番確実な方法でした。


フラワーエッセンスでもアロマでもいいし、最近私が注目している

大嶋先生の「唱える」ってのもすごくいい!

これはまた別の記事に書こうと思います。

 

こんな感じで、なぜか過去の事を思い出していた新月前。

 

これで出し切ったと思っていても、
残りカスみたいな感情のエネルギーが浮上してきたりするものですね。

宇宙規模な、かなりの浄化が着々と進んでるような気がします。

 


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