星で元気になる ☽ 風の月、星の音

元の気=元気。占星術、心と身体、スピリチュアルの知識をシェア

星にたどりつくまで⑦

前回までのお話 →

 

さて。

 

長年続けてきたお店を
やめると言うおばちゃん。

 

私がお世話になったのは
1998年後半~2002年の間。

最初はほぼ毎日のように通い、
霊が憑く事件があり!

そうこうしている間に
私は今の夫と付き合うようになっていました。

最初の頃は、この恋愛相談にも
のってもらってたなあ。

あ、その事件の前には
母親が倒れ、半身不随になったりも。

その時にもかなり力になってもらいました。

仕事で部屋を開ける事が多くなり
観葉植物の面倒をみてもらったりもした。

そして、とうとう
おばちゃんが店を閉めると。

 

でも、もう
私は強くなっていました。

そうか…

と、すごく残念な気持ちになったけど
しょうがない、と受け止められた。

 

1999年だったら、
私は置いてきぼりな気持ちになって
ずっと泣いていたかもしれません。


霊が…という事件が起きていなかったら
私はここまで強くなってなかったと思います。

それまでは、夜中に物音がしただけで
怖くてしょうがないような人間でした。

今ではもう「霊」という次元にいません。
全く気にならなくなったし、久しぶりにこの記事を書いて
霊っていう概念を思い出しました!

そして、そんな

霊が憑いてるなどという相談にも
真剣につきあってくれて
今のように情報がない時代に
除霊してくれるところを探してくれた

友達でもあり、母のような存在でもあった
ビデオ店のおばちゃん。

私もおばちゃんのような存在でありたい。

そう思うようになっていました。

 

最後に会ったのは
私のバイト先に買い物に来た時。

髪をショートにして
元気そうな笑顔。

私も元気で仕事も順調と告げると
よかった。それじゃあね!と、
にっこり去って行きました。

 

あれから約15年。

 

時々、あの笑顔を思い出すのです。

そして言葉にならない感情があふれます。

 

涙とともに。

 

おばちゃん、元気かなあ…

と。

 

 

 

…⑧最終回へつづく