星で元気になる ☽ 風の月、星の音

元の気=元気。占星術、心と身体、スピリチュアルの知識をシェア

星にたどりつくまで⑤

前回までのお話 → 

   

 

何気なく始めてしまった
このシリーズ…。

短くまとめて2、3回で終わるかな?

などと思っていたのですが
書くならおもしろく…!となってしまい
このまま行くとものすごく長くなる予感です!!

どこをはしょるか…考えます(笑)

 

さて。

◯◯◯◯◯◯◯で
除霊をしてもらう事になった私。

いよいよ別室に入り、
除霊が開始されようとしていました。

 

私は緊張の面持ちで
別室に用意されていた
パイプ椅子に座りました。

30秒?1分?

少し待ったでしょうか…
 

「よろしくお願いします~」

と、40代くらいの女性が
部屋に入って来ました。


さっき書いた
今回のハンズでの出来事や
先祖代々の色々とか離婚やら何やらのこと。

その用紙を見ながら
色々と質問をされました。

もう、この時の私は
かなり冷静になっていて
右肩にいる女の事など
「ふ~ん…好きなら憑いてれば?」
くらいな感じに。


担当の女性は、何か霊的なものが
視えるというわけではなさそうでした。

が、きちんと除霊の訓練を受けている…
そんな雰囲気。

 

私から150㎝ほど離れた椅子に座っています。

 

はじめに、祝詞をあげ…

それをただ、目を閉じて
指示に従って手を合わせたり
おじぎしたり…。

当時、私はこういう霊的なものとか
瞑想とか、全く何もしらない状態。

ただただ、目を閉じて
女性のあげる祝詞を聞いていました。

 

何分経った頃か…

 

祝詞が終盤にさしかかっているのが
強弱の付け方でわかりました。

 

私は目を閉じているのか
眠っているのか…

よくわからないような感覚になっていました。

 

目を閉じているのに
なぜかものすごく明るくて
真っ白になってきて…。

 

ギュッとまぶたに力を入れる私。

 

そのとき、

肩のあたりがフワッと
持ち上がる感覚がしたのです。

 

え…っ!!

 

びっくりして
うっすら目を開けると

 

ストンッ!!
と、戻ってきました。

 

…… …

い、今のは… 何?

 

ドキドキしていると
祝詞がゆっくりとなり…

 

除霊が終了しました。

 

あの感覚は一体何だったのか。

当時の私はびっくりしすぎて
自分の理解も追いついてなかったのですが、

あれが幽体離脱というものなのかなと。

 

魂が身体から抜ける寸前で
思いとどまったような。

 

怖い顔をして右肩にしがみついている女性が
私を一緒に連れて行こうとしたのかも知れません。

あの体験があったことで、
除霊が終わった、という
確信みたいなものがありました。

そして、その怖い顔をした女の人は
一体誰だったのか…?


義母の生霊か
ただそのへんをさまよっていた
未浄化霊なのか…

それは謎のままです。

「それはお義母さんですね」
などと言われていたら
私は疑っていたかも知れません。

決めつけずに
とにかく祝詞をあげて
霊にしかるべき場所へ帰ってもらう。

その姿勢に共感しました。

除霊が終わり、私はしばらくして
その団体を退会。

やはり何かに属するのは
私には似合いません。

 

この頃から、私の
霊的世界、精神世界への探求が
はじまりました。

 

 …⑥へつづく