奪われるという感覚
ここ数年、考えていること。
エネルギーバンパイアとか、奪う人とか、そういう概念。
私自身、4年前くらいまで「奪われてる」と思った事がなく…。
それまでは、特定の人と会うと疲れるというのを意識化した事がなかったんだけど
確かに言われてみたら、あの人と会って話すと疲れるな… という感じ。
ある人に「それって奪われてるよ」と言われてからというもの、意識しはじめてしまい色々とビクビクするようになって。
どんどん、人と会うのが怖くなって、つながりが絶たれるようになったり…。
その人によると、一見、人に与えてるように見えるすごい人、人気のある人が「奪う人」だったりすると。
だけど、そういうパワーを持ってる人に惹かれて、寄っていってしまう自分。
そんなことをたくさん自分の中に落とし込んで、理解して、消化して。
昨年やっと恐怖を超える事ができて、客観的になれて。
「奪う人」って確かにいると思うんだけど、それを見極めるのって本当に難しい。
トップに立つ人もいれば、弱者に見える人が実は…というパターンもあったり。
でも結局は、そういう人と接しても奪われない自分を確立するしかない。
奪われるという概念がなくなるまで、巻き込まれない自分、すべてを見渡せる自分を積み上げていく。
知らずに奪われていた自分ではなくて、気がついた上で奪われない自分になる。
そして、奪われるという概念さえない世界へ。
だってさみしいもの。
「あの人にエネルギー奪われた」とか言うのって。
先日、その言葉を言った人を目の当たりにして思ったのでした。